溝ノ口太陽族 manzo

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桃井はるこさんのL.A.でのライブにゲストでお供させて頂いた2007年7月、海外で初めて「日本ブレイク工業社歌」を

歌わせていただきました。この時は、その喜びだけで万感の思いでしたが、更なる僥倖（ぎょうこう）が僕に訪れます。

ライブを袖で見ていたJVC野崎プロデューサーが僕の歌を気に入ってくださったようで、翌年5月頃に、

「今年の秋から始まるアニメの挿入歌を作ってくれないか」 というオファーを頂きました。

全力で楽しい歌を、と、その曲を納品しました。

その思いが通じたのか 「好評だったのでOPもお願いします。ブレイク工業ばりにイケイケなヤツを」 と。

それで完成したのがc/wの「天体戦士サンレッドのテーマ」と表題曲「溝ノ口太陽族」でした。

バックのオケのギター・ベースとも弾いていて楽しかったですが、中でも一番楽しかったのは歌入れでした。

どうやら僕はこういう曲調を歌う時だけ「何らかのスイッチ」が入るようです。自覚はないのですが。

｢俺が戦わないで誰が戦うんだよ！」と、脳内で何故か特撮ヒーローの気分になるようで（笑）。ただの歌入れなのに。

そういう気分にさせるものが、この「溝ノ口太陽族」にはあるのだと思います。

１番では主人公が、２番では主人公のガールフレンドも、太陽なのだとの思いを込めました。

『元始、女性は太陽であった』んです。みんな太陽なのです。

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